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本当の入り口はどこだったのか
わかったのは
いつだったろう
どこまで上昇しても
融点はなく
波はひきかえしてゆく
そうやって
のまれても、のまれても
打ち上げられるしか
なか ....
小石がはねた
みっつめのところで
沈んでいった
それはそれは
穏やかに
すこし左右にゆれながら
底を目指して
落ちてゆく
水面に
たくさんの輪を残して
さような ....
並木道に
誰かの日傘が忘れられているのを見つけ
持ち主の名前がなかったので
失敬することにした
けれど自転車のかごに引っ掛けて
ペダルをこぎだしたそばから
日傘は陽を浴びて匂いたち
....
りゅうのあくびさんの石畑由紀子さんおすすめリスト
(3)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
岸
-
石畑由紀 ...
自由詩
12
07-10-17
無題
-
石畑由紀 ...
自由詩
14*
07-10-10
緑の日々
-
石畑由紀 ...
自由詩
24
04-2-3
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