降り注ぐ彩度に飼い殺される
彼らは非道く鋭く
私の呼吸を奪っていく
刺さる、沸騰する空気の上に
墓標だけが白々しい
沈黙が朽ちる
本能だけが蹂躙し、何も残らない
もちを食べていたら
中から
ラケット二本と
シャトルが一つでてきた
正月は羽子板だよね
とか言いながら
僕らはいつまでも
バトミントンをし続けた
あの日
何回まで数えるこ ....
寂しさよ 心抜けては 散り落ちる
侘しさよ さめざめ来たる 風の音
とめどなく 流れ行く事 止めどなし
泣き崩れ されども人は 人捨てる
憂いさは その髪照らす 月光の
....