すべてのおすすめ
意味なんて
ないのです
意味を添えるのを考えるのもわずらわしい。
あなたの返事がこなくとも、
あなたに何かをおくりたい。
あなたへのメールを 手紙を 何でも
伝える手段を ....
あ、が悪意で
い、が意地悪で
う、が疑い深くて
え、が怨恨で
お、が汚染で
そんな世界じゃなくて
あ、がひろいひろい「アイ」で
い、が色鮮やかで
う、歌声で
え、が笑顔で
....
海が海であるように
空が空であるように
私は私らしくありたい
予定だと
僕は今日の夜
あなたを攫ってしまうのですが
あなたはどうお思いですか
いえ できれば
選択権の存在は
忘れてお答え頂きたいです
さて 今しがた空から全ての暖色が
消え ....
宇宙は膨張していることを知っているかい。
熱力学第2法則を知っているかい。
ようするに生きているものは死に、全ては無になってしまうということだ。
じゃあ人間の生きる理由ってなんだろう。
二 ....
君が他の誰かを好きになれば
食事は喉を通らず 眠ることもできない
それで死ねる
きっと 死ぬことができる
その男は
音もなく戸口に立っていた。
帽子を深く被って
顔はよく見えない。
ーあんたの夢を買うよ。
ー・・・
ーあんたの夢を買うよ。
やっと答えた。
ーどんな夢 ....
それは
ぼくの唯一の甘えだったのです。
ぬるい優しさにつかるうちに
優しさってものを見失い
ちゅうとはんぱな愛情に
ホントウの愛を迷子にしました。
手にしていた ....
彼女は
他人のことを
一切話さない
でも言葉の壁
なんて何一つ
感じはしない
他の女性の話を
彼女の前で
したって
聴いていない
ふりをするだけで
毎夕 仕事帰りに
ドアを ....
幼い子供達が無差別に殺されたニュースを見て
悲しい顔をした君が
部屋に迷い込んだ小さな虫を
すかさず叩き潰した
それは
ためらいのない無意識な行為で
憎しみも悲しみもない
何気ない行 ....
愛していると言われた
ホントかどうか疑った
衣類を剥いて 手足を縛った
跡が残るように きつく きつく
愛していると言われた
ホントかどうか疑った
....
鼻腔に遺された
親友のお骨の匂い
身体に染付いた
病院の匂い
金木犀でもなんでもいいから
どうか消して
いい香りで
わたしをいっぱいにして
最近 急にお前が大人びて見える
きっと俺がまだまだ幼いから、しゃべりづらかったんだな
{引用=
ごめんな
}
子供っぽくてごめんな
お前の好みの男 ....
ロクに眠れない夜を過ごす内に
頭の中に小さなモンスターが生まれた
ヤツは俺に囁きかけてくる
やってしまえ
気持ち良くなれるぜ
ドロドロした渦に抗うのは止めて
身を任せて狂気を解き放て
....
これは君の味なのか
モラトリアム期特有の
心臓の辺りで、熱が高まる様な
眠れぬ夜の、笑顔の残像の様な
口に拡がる甘酸っぱさは
君との日々の味なのか ....
今、線路の上に横たわっている
硬いレールの上に、手、足、背中、後頭部
知覚するには充分な、支える点の数々
小さな振動を感じている
少し浮き上がる体、そして着地する
少し浮き上がる体、そして着 ....
右 左
僕等は決して釣り合わないシーソーに乗っかり
不安定な律動の上で不安がりながら揺れ戯れる
一つには成れない自然のジレンマ,奪うことを肯定する人間のカルマ
軋む遊具の不協和 ....
さっき呟いた「逢いたい」の意味は
今すぐ会いに来て キスして抱いて
『海の中で時計は止まる』
そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう
『羊が手を振る』
....
此処から視える世界は
何て判りづらいのだろう
街も、空も、君の笑顔も
総て朧げで、悲しい
やっぱり僕は
魚の気持にはなれないや
さぁ、早く出ようか
....
気安い同情とクレジット・カード
じつに雑多なものたちを乗せ電車が行く
(混沌、混沌。コントン、コントン……)
プラットホームにいびつに立つ 性欲と性欲
....
夜のまんなかで
佇んでいるあのひとを
みつけた
何ヶ月ぶりなのかな
なにも考えられなくて
考えるなんてとても無理で
でもこれは
必然でも運命でも偶然でもなく
ただそこに ....
とくん、とくん。
と、生きてるようです。
何で、スタートしたのだろう。
何で、生きてるんだろう。
何で、死んでしまうんだろう。
ゴールはどこなんだろう。
何もかも、 ....
恋の終りはいつも突然で女に追い縋る男を横目に僕は歩き出した
恋の終りと始まりが重なる事はそう珍しくは無く
世の中の恋の大半はそうやって終末を迎えているだろう
新し ....
暗闇の中、声を押し殺して泣いた。
誰にも聞かれないように。
誰にも知られないように。
けど、本当は気付いてほしかったんだ。
私の苦しみ、悲しみ、辛さを。
あなたに抱き締められ
『 ....
全てに疲れ果てて 涙を流す 君がいた
こんな自分には もう価値なんてないと呟いた
でも そんな涙を流せる心にこそ 価値は宿るんだ
目に映らないものばかりで 溢れているのは
交わらない二つの ....
{引用=
「あいしています」
}
言えないんじゃなくて、
言わないだけなのさ。
この日常すらも失うのが怖くて。
{引用=
「そこにあるものが幸せだとは限らないのに」
}
あのオンナに負けないように イイオンナになりたいのに
追いつくどころか 引き離されていく
どうすればいいの?
嫉妬するしかないの?
運命を呪うしかない 第二恋 ....
かえってしまった
温めることは出来ないと思う
キスも
もたれかかることも
ただ、匂いだけは忘れないし
変わらずにあるのだと思う
、
側にいること、
今夜が一番 ....
えーさっきはごめんね。。。
イライラしたのよ。
あなたはずっとしてるみたいやけど。。
どうして病気になっちゃったんだろうね。。。
家族みんなが思ってるよ。
どうやったら治るんだろうね ....
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