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いくつもの読点で、あなたを区切って
体内へと運ぶ


元のカタチを、思いだすこともできないくらいに
細切れに、咀嚼していく
小指の爪から、過日の砂が落ちて
潮の匂いがした


 ....
正気を失いながら、それでも
わたしたちは、生まれてしまうのだろう
何度も、何度も、
そしてほんとうは
一度だって、死んだことはなかったのだと
臨終のそのときに、知るのだろう



  ....
ukihaさんの望月 ゆきさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カニバリズム- 望月 ゆ ...自由詩43*08-3-22
さしすせそ、- 望月 ゆ ...自由詩37*08-2-16

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