すべてのおすすめ
朝が月を殺す頃

その細い首をきゅっと絞めあげて

太陽がごうんごうんと鳴りはじめ

白い光は
精液みたいにとろりと落ちて


ぼくは生まれてこなければよかった、
と思うのです
 ....
夢のように細い骨で
ぼくたちは生きてきたんだね




愛についてを乞うたのならば

骨と枯れても

幾千

幾憶


そこには声があった、と
想う

 ....
フクロネヅミさんのわらさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
似た光- わら自由詩21*08-7-5
ぼくのかなしみが骨に似ていても- わら自由詩36*07-10-5

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する