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まだ名づけられていない、
連続する瞬間で構成された時間を
拾い集めつづけても
綴じるためのすべを、忘れてしまった
わたしたちは、かわるがわるに
世界を四角く切り取ったり
はが ....
いくつもの読点で、あなたを区切って
体内へと運ぶ
元のカタチを、思いだすこともできないくらいに
細切れに、咀嚼していく
小指の爪から、過日の砂が落ちて
潮の匂いがした
....
{引用=からだのすべてを耳にしてしまいたい、いっそ}
糸電話から伝わった振動が、
あのひとの声だったと気づいたときには、もう
音もなく、底はふるえない
わたしを塞いでいく夜にも ....
枝分かれしていく 夜の
長く、しなやかな腕は
わたしを覆いながら それぞれ
しだいにたわんで その先端からやがて
着地し、朝に触れる
不必要なほどに震える あなたの
声と、指先 ....
東雲 李葉さんの望月 ゆきさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
未完の、ソネット_「遺」
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望月 ゆ ...
自由詩
17*
09-1-29
カニバリズム
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望月 ゆ ...
自由詩
43*
08-3-22
朝の、底
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望月 ゆ ...
自由詩
31*
08-2-20
かさなりつづける、朝に
-
望月 ゆ ...
自由詩
40*
07-11-28
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