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秋、
そのつぎの
ひめくり

菱形がつらなって
つかめない
光のドロップ

ひらきっぱなしの
本の表面に
ゆらめいて


今が
かたむいてゆく
死と眠りが
同じようにみえるときが
ある
ひとめみたとき

だからときどき
はっとして
大切な人にかけよる
あなたたちは
人の気もしらないで
静かな息をしている

あつい
手 ....
ただひとつ思い出を選べといわれたら
私はあの日を
傘をさした母と
手をつないで二人駄菓子屋まで歩いた日を
選ぶだろう

この世に完全な幸せがあるとしたら
きっとそんな遠い日の
小さ ....
君が声をあげて駈けてゆく
たくさんの声のなかから、私はたった一つの声だけに引き寄せられる
どこへいくのか、
だれとなにをしているのか
気になるのは君が楽しいかどうかだ
いやな気持ちを味わって ....
母親が
名前をよぶ
大きな声で
どこからそんな必死な声がでるのか
あなたの姿がみえないからだ

名前は名前
どれほど
かわいくても
どれほど
しゃれていても
どれほど
字画 ....
藤丘 香子さんの美砂さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午後二時- 美砂自由詩8*07-9-12
死と眠り- 美砂自由詩6*07-7-12
幸せ- 美砂自由詩4*07-5-10
息子の声- 美砂自由詩4*07-5-8
名前をよぶ- 美砂自由詩7+*07-5-5

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