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わたしたちのうえに空がある、その水に浮かぶバラのように、
ほたるがやわらぐと、韻律のように風がすぎていった
伝書鳩がもどらないガラスの夕刻、
そよぐ花びらのまえで、つばさをかすかにふるわすこ ....
好きなことばに、抱きしめられても、
それは大好きな母さんの腕じゃない、から
光の雲間から冷酷な感情がこぼれてしまいます
このあおは、雪にひそむそらなので、きっとまだ、ともしびの戦争が、足りない。 ....
せつないね 水の音
世界が 少し へこんで
水の音
くすり指 井戸で ひたせば
風が 吹く 家
宿題を ぱたんと 鳴らして
水の音
よるが 窓から やってくる
遠くの 森で
....
{引用=星の椅子に腰かけ
流れるままの時間の粒子を浴び
誰もいないという
ひびきからはじまる水面の波紋が
夢見るまま紅の空へ続いていくのを
永遠に眺めながら
なつかしいことばは
やさ ....
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする
過剰な、色彩の、
この、感情の、渦に、巻かれ、
色をもたない、ぼくらは、
草色に、染められてく
....
十月
忘れられない人がいる やわらかな白いカーディガンをきて 水辺のそばに佇んでいた人 手をふりやさしくぼくに微笑んでくれた あかるい霧のような雨が降っていた
ぼくは何気ないそぶりで 自然 ....
恋をしたら
ひとはみんな
詩人になるっていうけれど
詩人のつもりのぼくなんて
いつまでたっても
恋ができないのでした
六月の
ベルベットの小道を
今夜もぼくは歩きます
....
オレンジから
あふれくる時間の飛沫よ
透明な小石の一部分となって
永久にわが傍にとどまれ
わたしは
髪の先から爪のその先まで
全き答を希求してやまぬ
無限なる質問となろう
ある ....
その頃
ぼくらといえば
美しい霜のうえを
自転車で完璧な曲線を
描きながら
ふるえる独奏者としての
ふるえるりんごの夕陽のことばを
所有してました
複雑なぼくらのようなわたしたちの
....
藤丘 香子さんの青色銀河団さんおすすめリスト
(9)
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カテゴリ
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日付
さびしさに関する言語学的研究
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青色銀河 ...
未詩・独白
7
07-7-5
青嵐(ノート)
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青色銀河 ...
未詩・独白
4
07-6-20
水の音
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
7
07-6-17
水の祈り
-
青色銀河 ...
未詩・独白
7
07-4-16
夏
-
青色銀河 ...
未詩・独白
11
05-7-11
十月_十一月_十二月_虹
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青色銀河 ...
未詩・独白
7*
05-6-17
恋をしたら
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青色銀河 ...
自由詩
9
05-5-29
五月の光
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青色銀河 ...
未詩・独白
2
05-5-26
うた
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青色銀河 ...
自由詩
9
05-1-25
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