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きっちり塗っていたのに
反対車線にはみ出す
雲が蜘蛛が雲の隙間から太陽や太陽が鋭い爪を
刺す
差す
おおきなおおきな
くも
はみ出た者を串刺し
みんな応援している
手拍子が聞こえる ....
黄金の銀杏の下、落ち葉を掃くより落ちる方が早くって、
もうすぐ暗くなるよって、黄金の絨毯に夢中な少女、ご主人をうかがいつつ、ぴょんぴょん、散歩する嬉しそうな、子犬、恥ずかしそうに、立ち小便するオヤジ ....
なぜ
目があり
その上に眉があり
今日の雨は涼しくて
そして
私は何がしたいのか
君は何がしたかったのか
魔法の言葉「ありがとう」を繰り返し
風船は空 ....
風にふわふわレジ袋
器用に車をよけ
ひとにぎりのおなら
ポテチあい
口笛
イヌは見てない
フリをしている
山のむこう
泡のようにぶくぶくぶくと入道雲
「ぼくは雲を作ること ....
ひどい肩こりと不安から朝の4時とか5時に目を覚ましてしまうことが最近多く、本日も、久々の休みなのにたぶん4時くらいに目が覚め、サロンパスを貼り、布団に入って仕事のことで悩んだり腹が立ったりで眠れず、そ ....
ふいに夕立ち、
道を行く人々
急ぎ帰るなり引き返すなり
笑っている。
うなる空
大粒の水玉
白い歯で
目を細め笑い合う自転車の学生
それでもパンツをかばう女学生
缶蹴 ....
漆を塗り
さらに金箔を張った
豪華なわたしの部屋には
窓がありません
窓際無いのトットちゃん
トホホ
髪が伸びる
ゴムのように伸びる
オホホ
扉を窓にかえようよ! ....
カラフルな田園をぬけ
ヤマは
絵モヨウのヨウなスギノキの
ヨウなミドリいろが
ヤマは
ウミよりも深く
ムラサキいろへ
取り込ンでく
沈ンでく
ヤマヤマは
ソレゾレすこしづつ濃さ ....
取引先と切れた
親友が転勤で遠くに行った
母が再入院した
そして今、
花見をした帰り
前を歩くわが妻
うまくいけば
子ができて
うまくいけば
その子は老いた妻を
今の私と母のよ ....
さっきから
緑色の孤独の箱で一人
いや
僕の左耳はさっきから君とつながってるし
ここだけは明るいし
透けてるし
さっきからぴーぴー言ってるし
そんなにテレカが欲しいのか
さっきから ....
会いに行かねばと思う
30年経った父は老けたと思う
母が老けたからきっと父も老けたと思う
会いたいなんて
これっぽっちも思っていないと思っていたと思う
少ない記憶の中の彼は
またがる肩 ....
花茶を飲んでいる
うかぶ桜色の花弁
咲けるようにして
1枚くらいは口に入って
いつまでもきみを
いつまでもこのままで
いつか
今を失うときが来る
そのことは知っている
いつもそのこと ....
今日会社で何があったかなど
知らない君にいやされて
今日会社で何があったかなど
知らない月のサークルで
今日、会社で何があったかなど
どおでも良い未来があり
どおでも良くない明日が ....
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ
宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
木漏れ日が
骨だけの大きな大きな傘を回した隙間から
傘の役目を果たすため
たくさんのいろんな帽子をのせて
落っこちそうな大きな隙間には骨を渡そう
回すのが重いからベダルをつけよう ....
古いアニメのように
のっぺらぼうの観客の僕らの主人公の後ろの僕らの主人公
同じことを繰り返し
同じことを繰り返す
せっかく年末に片付けたのにもう特に2月
どんどん ....
うなだれた湯船に乗って対岸へと渡ると
おもむろに湯を三度かぶり
最初はシャンプーと決めてある
目をいつまで開けていられるかという挑戦をいまだ続けつつ
怒られた記憶を引き出そうとして ....
藤丘 香子さんの七味とうがらしさんおすすめリスト
(17)
タイトル
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カテゴリ
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日付
虹について
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七味とう ...
自由詩
14*
08-2-15
チャンネル
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七味とう ...
自由詩
5*
08-1-8
こんにちは
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七味とう ...
自由詩
6*
07-7-11
6月6日なので雨
-
七味とう ...
自由詩
10*
07-6-6
浅田真央
-
七味とう ...
未詩・独白
10*
07-6-1
雨
-
七味とう ...
自由詩
9*
07-5-21
私の無意味な一生
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七味とう ...
自由詩
7*
07-5-18
太陽のいじわる
-
七味とう ...
自由詩
7*
07-4-13
バス停から玄関まで
-
七味とう ...
自由詩
14*
07-4-1
緑色の孤独
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七味とう ...
自由詩
6*
07-3-30
父に会いに行く?
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七味とう ...
自由詩
10*
07-3-19
花茶を飲んでいる
-
七味とう ...
自由詩
15*
07-3-14
ありがとう
-
七味とう ...
自由詩
12*
07-3-2
木に登る
-
七味とう ...
自由詩
9*
07-2-22
木漏れ日が
-
七味とう ...
自由詩
6*
07-2-9
ともだちのうちはどこ
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七味とう ...
自由詩
3*
07-2-9
対岸の人
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七味とう ...
自由詩
6*
07-2-4
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