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日が暮れる
気が狂う
僕たちはいつまで
生きていられるんだろう

日が暮れて
気が狂って
すべてが真面目な顔しちゃって
僕を歪んだ目で見つめている

僕たちはいつ
死ぬんだろ ....
花のなかに
ひとしずく生まれた朝露が
小鳥のつばさの先端を
たべて
入道雲のように
上昇していく

雪が
真実をしりたいといって
降りてくる
あつい
軋みが行方、
知れ ....
きっと誰も私を捕まえられはしない
そう いつの日か天弓の向こうへだって

後ろで誰かが呼んでいる
さっき足を引っかけてしまった男だろうか
すれ違いざまに肩をぶつけた女だろうか

ごめんな ....
近づいてゆく
風が乾いた草の匂いをはこんで
近づいてゆく
滅んでゆくものの気配を
怖がらないで足をのばし
サンダルを遠くに飛ばして
近づいてゆく
秋のサテンのやわらかな手触り
私はこの ....
 

ただ泣く子が鬱陶しいように、
貴方もあたしを、鬱陶しいのだと思っているのかしら。
あたしは泣いてはいないけど
貴方は泣いていて。
でもあたしは鬱陶しいとは思わないのだけれど

お ....
いつもの遊歩道

いつも駅

いつもレール

いつも本屋

いつものコーヒー

いつもの世界

それで満足のはずの見慣れた景色




けれど
僕らの知らな ....
昨日、可愛い人を見つけました。

もう、出逢うことなんて。

もう、すれ違うことなんて。

ない、と思うけど。

少し、寂しいな。

どんな風に、可愛かったかを。

説明しろっ ....
☆ ∴..☆ ∴.☆ ∴..☆ ∴...☆
キラキラな魔法使いに
なれるなら

星空に煌めく
あの月に 魔法を架ける

星つぶが 散らばり
キラキラな 花火のように

夜空へち ....
私がNHKの受信料をビタ一文払わないので、


目的が達成できないNHKのオッサンは


たいそう私のことが嫌いらしい。


よかった、私もだよ。
一番大好きな人とはうまくいかない


大好きに一番が付くと今までガマンできていたことができなくなる





ハンバーグは大好きだから最後においておける


 ....
雨音が
逝く夏を囁くと
水に包まれた九月

通り過ぎた喧騒は
もう暫くやって来ないだろう


踏みしめた熱い砂や
翡翠いろに泡立つ波も
日ごと冷まされて
さみ ....
良くできたうめぼしは
故郷の懐かしい味がする

すっぱさのなかから
忘れかけていたものが顔をのぞかせて
こんなんだったよね
と問いかけてくれるような

ほどよく皺くちゃで
秋アカネの ....
そ だ あ 照 声
ば か な ら が
に ら た さ 聞
居   が れ こ
て   笑 る え
く   え と る
だ   ば   と
さ     あ 
い   嬉 た 優
 ....
簡単な語彙、


まるで水の中の魚みたい




な、こと。



喉に、つかえた繭を探して、

見つけて


瑞々しい言の葉、を




邪な ....
言葉を感じる



あの子は好きだと言った

好きって言葉に出してみる

とっても恥ずかしい



あの子が好きだと言う直前の気持ちを考える

きっと持ってる勇気をすべて振 ....
動かない
今の今まで動いていたのに
在る...
居るでなく在る
置いてある...
人が置いてある
その気配は既に物
者でなく物

ああ これが死で
いずれここにいる
全ての人に訪 ....
一人待つ少女


恋人が遠くから手を振って
駆け寄って


笑顔で温かく迎える




そんな恋人たちのそばを通り抜けて
僕も笑顔になる


誰かが今日
どこかで ....
夏の終わり

りんりんと鳴く虫の音の響く夜の淵

なまあたたかいぬめり気が
頬をなでる



セックスを終えてアパートを出た後の
このにおい

夏のにおい、のような
記憶のか ....
器の
壊し方を知っている
けれどもわたしは
外側にいない

器の
壊れ方をおぼえている
けれどもあなたは
内側にいない


 朝と呼ばれるものや
 愛と呼ばれるもの
 ....
近くのファミレスで
いままでずっと同じ空間にいた人が
話してみたら別人に変身してしまった

その人はどんどん変身していく

人っておもしろい
変身できるんだよなあ

家に帰っても興奮 ....
いつも掬おうとして
指の間からこぼれ落ちていく
はらり はらりと
そんなふうに

掬いそこなったものが
ゆるゆると
私たちをほどいて
別のものにしていってしまう
すべての灯が消えて

私は闇と静寂につつまれた

携帯電話のディスプレイだけが

取り残されたかのようにひかっている

それも数秒したら消えた

今度こそ私はひとりになった

 ....
この世界に殺されてはいけない

殺された自らの亡骸は
負け犬を見る様な目つきで
見られるからだ

世界は強大な狂気の塊

殺された自らの亡骸は
音も立てずに廃水の海へと
放り込まれ ....
頭に浮かぶ言葉を書いてみる
あれでもない これでもない
いま自分が感じたことを伝える言葉は1つもそこにはなかった
いま自分が思っていることを感じさせる言葉は1つもそこになかった
必死になって考 ....
地球はきっと広くなってる
私たちの10倍も20倍もあるような
大きなトカゲの王様が
100も200もうろちょろしてた
そんな昔に比べれば

だというのに
どうしてだろう
こんなに広い星 ....
僕が不安だと
君は 時折思い出したように呟き
そっと 僕の袖を掴む

自分の感情と 人間の形の不確定さに
君は押しつぶされそうになって
言葉だけで繋ぐには 大きすぎる想いに

僕は
 ....
そんな事も知らない間に
大人になったので
泣き屋に
ひとつのパンで
泣いてもらった

それでも
わからない顔をしている僕に
泣き屋は
パンを返してくれた

彼女は家に帰 ....
塩水を沸騰させていくと

綺麗な塩の結晶があらわれるように

なだらかな腰のラインをしたたる

あたしのためのその汗を

沸騰させて沸騰させて

もっと沸騰させて

そうや ....
明けない夜はないけれど
夜しか知らない人がいたら
永遠の夜は存在する

夜に生まれて
明ける前に死ぬか
夜しか目覚めないで
朝を見ずに死ぬか
したらば

夜は永遠となる
永遠が遠 ....
 「いつも側にいるよ」と 君は言ってくれるけれど
不安は 消えることなくつきまとうんだ

 突然 君が 交通事故に巻き込まれたり
細い躰が 大きな風に吹き飛ばされちゃうんじゃないかって
心配 ....
森川仁司さんの自由詩おすすめリスト(41)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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やさしみ- AB(な ...自由詩307-8-27
今夜の結晶- a/t自由詩207-8-27
永遠- 木屋 亞 ...自由詩2*07-8-26
連動- 北大路京 ...自由詩12*07-8-26

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