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プラスで
廃品の
螺子を外して
新しい文明を浮かべている
叔父の頭の
螺子は外れて
いるけれど
ずんぐりとした小さな背中、
埋没させる金属に
持ち寄られた期待に添いたい、優しい、
 ....
わたしの声帯から延びた
蔦が
ビリジアンの意地悪だった
集合体は頑丈で 瑞々しい
唇をつたって、ずるずると
出ていく
あのひとの唇をつたって
入っていく
 取り返しのつかない色
 取 ....
彼の母親になって
宙吊りの栄光を愛撫していると
日曜日が死んでいた

月曜日は可燃ごみだから
きみの生活を袋に詰める
捨てられていた
卵でわたしは調理をしたけれど
殻に溜まった水が腐っ ....
片足を曳いて
空を登る
これは頂上から下げる予定の頭
導く、斜陽は赤く、大きく
目を伏せる、花は白く、不気味に
大きく
わたしを
きみを
祝福して
大きく散るだろう花の学術名を手探っ ....
石畑由紀子さんの伊月りささんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この螺子は叫びながら- 伊月りさ自由詩5*08-11-18
蔦狩り- 伊月りさ自由詩15*08-10-26
収集日の朝- 伊月りさ自由詩7*08-10-23
投身- 伊月りさ自由詩28*08-9-20

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