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Emは後ろに座り込んで、新しく買ってきた消しゴムの角を使おうか使うまいか

ためらっている。


Emは久しぶりに街に出て、輪郭のぼやけた春の生温い空気に少しだけ辟易する。
 ....
銀の鱗たちの抱擁に
十重二十重に被覆されたまま
世界の深奥に 沈むもの



嵐 過ぎて後
マンホールの隙間より聞こえる
ゆるやかに 鼓動するもの



いつか伊太利亜 ....
凛々椿さんのムラコシゴウさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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千のベーゼ- ムラコシ ...自由詩7+*07-7-25

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