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雨上がりの
仄白い、広い、ひとつの湿度が
冬の夜の終わりに、ふ、と
灯る
夜明けだ
空はひとつの肺となり
冷たく湿った冬の朝を呼吸する
細やかな鳥の霧を含んで
....
誰も
さよならを言わない
誰も、何も、言わない
*
ジ、
ただ
重々しい青へ、空の、青へ
弾け散るように飛び立った蝉の
既にこげ ....
凛々椿さんのA道化さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
呼吸器系の季節
-
A道化
自由詩
9
08-1-17
滴る耳
-
A道化
自由詩
25
07-8-22
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