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 煙草を棄てて歩き出すと、喫茶店の緑色のテントの先には雲一つ無かつた。
日曜の人込みを疎みつつ小走りで駆ける彼の耳元に何かの聲が囁いたかと思うと、俄かに彼は車道に飛び出した。黒い車がずずつとゝまった ....
強く蹴ると高く昇つて弾じけた
砂利道をざくざくと、ざくざくと
街灯の暗きままに月は明かりて、
仰げば君も見やるらむ空はきらぎらし
月のやうに日の沈むまま、夜もすがらあふとも飽かぬ、光をくれ
 ....
酔ひつきて手酌は野暮よと差し出せば宵の月揺るすすきの水面
鎖骨さんの蘆琴さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰路の雲- 蘆琴未詩・独白107-10-17
夜は恋し- 蘆琴自由詩107-10-13
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