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穴を掘り続けたのは
きっと寂しかったから

ひとりぼっちの夕方を
埋めてしまいたかったから

今はわかってる
あの頃も 今も

円形の砂場から
立ち上がれないの
背の高いあの人の言葉は
いつだってやさしく降り注いだ
まるで霧雨みたいに
やさしく私を包み込んでいた

けれど滲んだ愛情は 蒸発してしまったんだ
今はもうあの人の言葉は
水溜りの上に浮か ....
グレートーンの街

浅い水溜りをまたぐ

一瞬だけ映る

スカートの中の秘密


ひび割れている
黒いのは生まれつき
随分と汚された


それでもあなたが綺麗と言ってく ....
鎖骨さんの衿野果歩さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
5歳3ヶ月- 衿野果歩自由詩407-8-26
灰色の海、透明な傘と- 衿野果歩自由詩6*07-6-11
水鏡- 衿野果歩自由詩2*07-4-16

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