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鳥を越えやがて止む雪咽に剣



融雪も乳牛もただ濁りゆく



区切りから区切りへ曲がる午後の音



何も得ず何も失くさぬ冬木立



{ル ....
五月雨や透明な死者ばかり過ぎ




夕立や此の世のはずれに独りをり




雨上がりぼくらの好きな空の波
ぎいという音も絶えたる冬日かな ありし日の浄土の園で蓮根掘り


山葡萄ボージョレヌーボォになれはせず


生るもののない畑に散る冬紅葉
薔薇喰へば詩人

悔やみきれぬ漆黒の髪長し

萩散る恋散る

満腹猫の小憎らしさよ

雲間を逃げるホワイトジーンズ

欲しいものは淫らなギター

まばたきする度に薔薇

片 ....
性愛を投げ捨てるべし春の闇

「うち」という呼称は鳴るか水仙花

梅の花咲き極まりて白き肌

その胸に紅梅の咲く夜を知る

春のバス満員なれば風強し

ただひとつ桜が咲きて汁き夜
 ....
鎖骨さんの俳句おすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午後を離れて- 木立 悟俳句209-12-21
夏(五)- 青色銀河 ...俳句109-6-16
冬日- A-29俳句4*08-2-27
畑の冬- 亜樹俳句207-11-13
萩散る恋散る- 三州生桑俳句407-10-12
哀憐- 黒田康之俳句507-3-18

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