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見上げた空から
はらはら　葉が
ながれていた

なみだ、かと思った
それは
落ちていたのではなく
夕暮れの空
まっすぐいちれつに
ならんで昇っていた


りょうてから
ふわり　.... 芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る

光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める

荷物は案外少なかった
　....
月下美人さんのこゆりさんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空はわたしを抱く- こゆり自由詩20*08-4-27
春風- こゆり自由詩24*08-2-26
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