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しあわせだけでは足りなくて
ふしあわせなら
もっと足りない
ものたちが
ホームから
改札口へ流れ込み
潮の匂いだけのこして
ぼくときみは立ち尽くしていた
立 ....
かくしごとなんて
はじめからなかったはずなのに
生きてると
知られたくないことの
ひとつやふたつあるものでした
できることなら
椅子に生まれて
何も思わずにただ生きて
人を支 ....
やわらかいものが
やわらかいものに抱かれ
育むものが
育まれたことをよろこびとした
この命の果てにある
未来がまだ懐かしかった頃
時は懐かしく
時はまた経験として
かつて見た ....
いろんな空が
ひとつの空で
暮らしてる
言葉もなく
言葉ばかり集めて
あの頃
僕は
何を見てたんだろう
こんな空がある
あんな空もあった
そこで
暮らした日々よりも ....
きみには
ひどいことばかり言った
それなのに
死ぬまで
友達だと思ってた
あの頃が
あの頃になって
この頃も
いつかあの頃になるから
だからできるなら
やさしいことばかり言いた ....
世界がひとつになると
さらさらと
砂の崩れる音がする
幼い頃
ひとり布団の中で
聞いた音と同じだった
朝、家族に
おはようを言う
こんなに幸せな朝なのに
さらさらと
....
秋の空が澄み渡る
山並みは寂しさを知る
存在はいつも無口で
意味だけがある
行こう
はかりしれない道のりを
距離と正しさはきっと
あなたとの信頼として
理解されるから