すべてのおすすめ

仕事帰りの街灯の下
夜がひたひたと打ち寄せている
その波打ち際に立ってふと
えッと吐き気を催した
げぼッと咳き込んだ口から足元へ落ちたのは
幼いころのお友達だ
あの頃いつも遊んでいた ....
ミミという女の子がいて
今もどこかで生きています

彼女は
ゲームセンターのUFOキャッチャーで
お母さんにキャッチされ
取り出し口から生まれてきました

生まれたての彼女は
背 ....


眼を閉じるとそこは
金木犀の香る秋のベンチで
横には
もう何度も思い出しているから
びりびりの紙のようになってしまった
いつかの君が
黙って座って煙草をすっている
周囲がいやに ....

わたしの好きなひとの眼の中には
いつでも空がひろがっている
外が雨でも嵐でも
すこんと晴れた青空の眼だ
することが何もない
曇った日曜日なんかには
一日中好きな人の眼を見ている
そ ....
月下美人さんの吉田ぐんじょうさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の夜- 吉田ぐん ...自由詩3008-10-14
_ミ_ミ_- 吉田ぐん ...自由詩1908-7-21
君を思い出している- 吉田ぐん ...自由詩2508-5-1
砂になった好きな人- 吉田ぐん ...自由詩21+08-4-23

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する