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全てを手放した僕は自由だった
そうして彼女を両腕でつかんだ
抱きしめる
あても無く
永遠にさまよう為に
幾度と無く
愛する為に。
とんぼの様にぐるりと回る目ん球で
時計の針のような時間をぐるぐると眺めた
少しずつずれはじめた周りと僕はしかし
真っ直ぐな重力で決して切り離される事無く
ただ回り続けた
ただ回り続けそうして ....
溶け出した日々の力は
透明な糸巻きに絡め取られ
季節の風景を作る
色の音は季節ごとに変わり
風を数えながら進む
月下美人さんのプル式さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋を越え夏を待つ。- プル式自由詩2*08-8-22
それが生きると言う事の。- プル式自由詩4*08-8-11
二度と今日に帰ることはない。- プル式自由詩5*07-9-12

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