すべてのおすすめ
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ



机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
静脈を流れていった
幾度かの夏がありまして
網膜に棲みついた
((ただそれだけの))海があります

無人の駅舎―――ああ、思い返せば
入り口でした この仕掛け絵本の


 ....
あの、ね

  君の語りの中にはいつも海があって
  壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
  波はいつの間にか言葉になって
  こだまする、喉の奥

赤いうさぎを抱いた少 ....
探していた
おだやかな光を
逢いたかった
カンヴァスを破って

手を、そっと
輪郭のない夜だから
影もなくて
震えを数えていないと
ここがサヨナラになる気がした

風の硝子越しに ....
悲しまないでください
たとえ私がひととき
希望を見失ったとしても
それは今年初めて触れた雪が
てのひらで消えるまで
きっとそれほどのときですから


私の瞳に映せる空は
決し ....
楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ....
月下美人さんのRin Kさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
環情線- Rin K自由詩37*08-7-20
仕掛絵本- Rin K自由詩33*08-6-27
あの、ね- Rin K自由詩38*08-4-26
雪彩画- Rin K自由詩30*08-1-24
「二度目の雪」- Rin K自由詩26*08-1-4
伝えるすべなんてないから- Rin K自由詩33*07-7-20

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する