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春はそう、不誠実にも始まってリセットボタンに手が出る日曜
不意に鳴る着信音は君からで、春が終われば設定消さなきゃ
口笛をエプリルフールに吹いてみる、嘘としておくひとつの別れ
さよ ....
そう、確か約束したのは今日でした。あの日と同じ月は無くとも
まっくらな夜に逆らう星たちを握りしめよ、と右手をかざす
涼しさは不意撃ち気味に訪れて何も言わずに終わっていく夏
....
おわりなど明確でなくて良いのです冷やし中華もはじまるばかり
それそうでそれていかない台風にきみへの思いかさねたりする
なにもかもぬぐいさるよな強い雨このままずっと夏でいいのに
都合よ ....
そう、それはイバラの森と言われても人間として扱われるなら
待ったのは誰も知らない駅でした君も先ほど通過している
泥沼でもがけよもがけと君は言う吾はペンギンの羽も持たない
その夜に予 ....