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十四歳で月光になってしまった
あどけない少女は、くちのまわりを群青まみれにして
細長くのびる、雲の向こうへ消えた

高架下には、濃紺のスカートが脱ぎ捨てられていた
河川敷には白い靴下が、くる ....
青空にぶらさがっていた天使が地上に降りて
ポケットのなかでふるえている
半端にちぎられたコードは宙ぶらりんで
青白い声だけが、あまねくさまよう
電気信号は、いつだって正しい
素早く、正確に、 ....
やまぐちふぢ子さんのしゅうさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月下- しゅう自由詩207-11-2
ユビキタス- しゅう自由詩407-10-26

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