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罫線のパントマイムを観測する
午後三時十一分
抽斗の中に漂う真珠色の憂愁に呼応して
ぶれてゆく窓枠
書棚のざわめきが
微笑んでいるソファの方へ吹き寄せられる

白いカップのアールグレイを ....
鋭角的な警鐘が
残像する
私の眺めのどこかに いつも

おそらくあの時から
導音を失った私の音階
私はそれを
探しているのか
いないのか
果たして探すことを許されているのか?

 ....
やまぐちふぢ子さんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
室_内- 塔野夏子自由詩7*07-11-11
知らない黎明- 塔野夏子自由詩10*07-9-9

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