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ジェシカ、
42口径の
悲しみを胸に
押し当てて
お前にいつか
言いたかった事が、
言いたかった事が、
あるんだ。
ビルの向こうから
何気ない日々とか
ありきたりだとか
朝 ....
思考する頭の中が
湿るほんの少し前で
知りたくも
知れなかった日々は
白々しく弛緩してゆく
心音も都会に潜り、
叱られて跪き、
縛られて 縛られて
死んだら涙も出ない
死んだら言葉は ....
月光も揺らるや海の真ん中で無き夢となり朝日を待つか
一人では死にきれぬ故か入り来た部屋の夜虫をまずは殺して
寂しくも悲しくもないよただ、ただ暗闇がずんと来るだけ ....
朝焼けに乾く唇噛み締めて君を待つてる息が白ずむ
ごんどらの唄を聞きたし二十八歳の夜更けに乙女に還れり
小指だけ繋ぐ初しさもどかしさつたはるならば今すぐにでも
....
メンソールが目にしみて
お前はきっと、してやったり顔
少し、じろっと目を向けたら
またそっけなく横を向いている
知らないふりは上手くなったんだな
キャメル、その瘤に
俺の愛情の一欠片 ....