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葬式の列

正しく列んだ

黒白黒白黒




手向けの 花
死化粧の唇


唇の 狭間

風にたなびく

黒白黒白赤



赤白赤白赤 ....
しゃぼんだまふくおだやかな日
ベランダへと長い優しい風
息を 吹きこむ私、から私 を

駐車場一つ向こうの昼寝してるおじいさんにも
広場で太極拳してる団地のおばさんにも
公園で笑う子達にも ....
雨上がりの冷たさと

黒い空 わずかな西日

重い影と 歩く私

誰かが肩を叩く 振り返ると

虹が笑った
ゴトン ゴトン

たまに地面がゆれるのは
足の下に地下鉄が通っているからだと
彼女は知っています

しかしまた
月も響いている事を
彼女は知っています

ごーん ごととん

ス ....
ほら、小型偵察隊が来た

黒い6本足と大きなアゴ 列をなしてやってくるよ

大変、飛行部隊もやって来た

すごいうなり声上げて私達の上を飛び回ってる

紫外線のせいか、冷たい風のせいか ....
洗濯したてのジーンズのポケットから

紙くずが出て来た

しわくちゃだけどそれはレシートで

おとといスーパーで夕飯の買い物をした時のだった

そこに名前を列ねる食品達は今はもうただの ....
雨が降る雨が降る

みんなびしょぬれ猫灰だらけ

あたしは傘の下から上目づかい

雨は戯れみんなも戯れ

傘をたためば良いものを

強風であたしはヒトリ舞い上がる 
座った席があまりにタバコ臭くて

出てきたばっかりのお冷やに鼻をつっこむ

けどコップ内の空気は次第に減って

隣の母の煙が氷に足をのばそうとしている

あぁ、クラゲみたいね。

 ....
ピンクのカエルを

メロンのゼリー液に泳がせてみた

この気候だから、まだ当分は泳ぎ続けるだろうね

月と自尊心は似た形をしてるけど

こいつらがいれば

冷蔵庫は当分用なしかな
 ....
青いお空の下

足早な雲のように

彼女の中身は乱気流

夕立ちは近いだろうね

そして雨蛙は泣くよ

あぜ道の靴跡の下で
彼は行ってしまったね。

フォークシンガーになるとか言ってさ。

クラシックギター担いで、

あたしはどうも理屈が好きみたい

彼は燃えてるんだから、

スチールとナイロンの差なん ....
「どうも昆虫とは変わった生物だね。」

 友達はつぶやいた

「私達は他の生き物を鑑賞することで、癒されたり、和んだりするものじゃない」

 友達は前を見た

「でもそれは生きてる。犬 ....
どうもそれは色とりどりの星だった

口の中に放り込んだ場合

そのとげ一つひとつから

苦味が放出されることは確実だろう

煙がやたらに出るのは

燃え尽きる寸前だからというのはご ....
夏の夜午後8時

まだわずかに空が青いのを見て

お日さまはなにやってんだって呆れた

ずっと天の川だと思ってたのは

どうやら飛行機雲だったようだ

     
あまりの暑さとくちなしが溶けて。

胃の中の空気を誘い出そうとする。

あまりの暑さがくちなしに溶けて。

色はいつのまにか番茶になっていた。

あまりの暑さにくちなしが溶けて。

 ....
遠くからの雨の匂い。

青空は大きな口をあけてる。

肌の焼けるかんじ。

あたしの腹にまかれた包帯の中身は、

たくさんの飛行船。

世界は大きな水溜まり。それと雲。

地に ....
かようびのあさ、あしでうずまくこうさてんのまんなかにまっかな林檎がひとつある。
あおばさんのびわさんおすすめリスト(17)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- びわ自由詩1*05-3-25
しゃぼんだまわたし- びわ自由詩205-2-13
_- びわ自由詩204-11-27
鼓動- びわ自由詩2*04-11-23
インベーダー- びわ自由詩304-10-1
_- びわ自由詩304-9-7
_- びわ自由詩304-8-28
__- びわ自由詩504-8-22
_- びわ自由詩204-8-11
_- びわ自由詩504-8-6
_- びわ自由詩304-8-5
昆虫- びわ自由詩104-7-30
超新星爆発- びわ自由詩1*04-7-13
_- びわ自由詩304-7-7
暑さと香り- びわ自由詩304-7-2
飛行- びわ自由詩204-6-30
えきまえ- びわ自由詩304-6-26

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