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ふるふるあめふる火花ふる

鉄の炉端の熔接の

ばちばち火花のあめふるを

がらすの傘さし散歩する


ねこはあめふりいやがって

わたしの肩からはなれない


 ....
 

私は一匹の蜂

細長い巣穴で目を覚まし

風吹く際(きわ)へ這い出して


私は一匹の蜂

見上げる空は泥塗り付けたように

青く清げ(きよげ)に澄んでいる


 ....
 

よのはて よのはて よるのはて

倒壊したてのビルディング


折り重なった瓦礫の都市は

ジャングルジムを失って

広くて高くなった空


朝は来ないが夜は過ぎ
 ....
 


焼けつくような空白に

飛行船の影がおち


焼けつくような空白に

赤いりんごが転げでて


焼けつくような空白で

りんごを拾うほそい腕


焼けつくよ ....
 


ぼくはほら、

羽根がないから飛べなくて

年中 空を見上げてる


ぼくはほら、

口もないから呼べなくて

風が吹くのを聞いている


ぼくはほら、

 ....
 

ブーゲンビリアを花束に


ここはいつの日かみた夢の園

虹はいつでもどこかに見えて

広がる空は花霞み


ブーゲンビリアを花束に

ブーゲンビリアを花束に

 ....
 
にこにこ笑ったぼくの空

きらきら笑ったぼくの海

お話くれた月の夜を

優しく包むはずの雪

いつも周りにいたけれど

みんな遠くへ行っちゃった

遠くどこかへ行っちゃ ....
あおばさんのmortalisさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あめふり火ふり- mortalis自由詩511-10-15
- mortalis自由詩211-10-13
Morning_Glory- mortalis自由詩211-10-12
焼けつくような空白に- mortalis自由詩511-10-11
卵篭り(かいごもり)- mortalis自由詩511-10-10
ブーゲンビリア- mortalis自由詩111-10-8
過ぎ去りし- mortalis自由詩111-10-7

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