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私は神の顔をしらない
そもそも顔なんてあっただろうか

腕があったのは覚えてる
私達がいたずらできないよう
光を装って抱え込んでしまう

あとは背中があったこと

繋ぎあわせの日常に ....
線路の上の林檎のような
男と女の営み

線路の上の林檎のような
私の心臓

絶頂はそろそろかたかたと
思わせぶりにやってくる

線路が震えるだろう
それは林檎に向けて必ずやってくる ....
船乗りのいない朝は 突然やってくる

脳が白い朝焼けに揺れる

瞼から忍び込んで 水平線を引く

船腹をなめる波が 意を鎮めて{ルビ誘=いざな}う

船体の軋む音が 孤絶した海を助長す ....
骨の折れたもの

きつく縛られ 置き去りにされたもの

腕に 鞄に

ぶらさがった憂鬱の蝙蝠

その時を待つ核弾頭のように

危うく 厳かに

潜んでいるフック船長


 ....
灯のそばでうっすらと伸びていた その木の影がわたしの道だった。

ひたむきに 踏み外さないよう ゆっくりたどる。

かたくなに 閉じて 進む。

ひかりを割いた道 わたしを護る。

て ....
あおばさんの瑠王さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
繰る朝- 瑠王自由詩6*13-1-25
線路の上の林檎のような- 瑠王自由詩5*09-12-2
船乗りのいない朝- 瑠王自由詩4*09-7-6
時計ワニで晴れを呼ぶ- 瑠王自由詩4*09-6-23
灯のそばでうっすらと伸びていた_その木の影がわたしの道だった ...- 瑠王自由詩3*09-6-20

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