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君なら
しっているよね

赤い鳥居をくぐるごとに
空気
ひんやりしてゆくこと
しっているよね

お城の石垣にのぼる理由
そこから落ちるときの
一瞬の長さ
しっているよね


　.... 浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹　....
あおばさんの美砂さんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
妹- 美砂自由詩3*07-8-27
流れていった浮き輪- 美砂自由詩7*07-6-18
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