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真夜中の懐中時計はチクタクと
つまらぬ音を刻みましては
しゃがれ声の車掌が錆びた切符鋏を片手に
ガタゴト揺れる
三等列車に寝転んで
古書を読み耽る僕に
慣れた様子で歩み寄り
 ....
15歳の私は、
紺色のセーラー服を身に纏い
銀色のありふれた自転車をこいで中学校に通ってた
その日の授業科目に一喜一憂しては
友達と他愛もないお喋りをして
笑い転げていたはずだ


 ....
あおばさんの渕崎。さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
[_真夜中の懐中時計_]- 渕崎。自由詩106-5-17
[_15歳の私_]- 渕崎。自由詩4*06-2-19

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