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一足・・・ひとあし
踏みしめるたびに伸びてゆく首
始めは窓枠の真ん中くらいに頭があって
窓はきっちりと閉められているのに
窓の鍵は開いている 
外は雨がいまにも降りそう・・・
まぶしい ....
海辺の坂を走る自転車のブレーキが
みぃみぃと鳴く
それが合図だったかのように
目をつぶると
浜辺の巻貝の中へ
体が入り込んでしまった
殻の奥でくつろいでいた巻貝は
ヌルリとだるそ ....
アイスチャイが作る船の
端に立ってごらんよ
スミレの花の
花弁の奥に顔を背けてしまう
因果とシナモン
刺激が感化する乗ってゆくJR
遠くへ行こうと人波が蠢く改札へと
吸い込まれてゆくキッ ....
サンボール
煌く窓辺
髪が頬にかかり
数本は口元まで寄りかかる
白壁のビルが空と一枚になって
雲は遠慮がちに薄い
揺らぐ陰まで淡く香る
ペチコートカーテン
ひらり
青いスニーカーが似 ....
楕円の踊る 炎の中へ
熱くない驚きよりも
息のできない
もどかしさで満ちる

なつかしいオレンジ色

ちろちろと
溶けだして
 ....
食卓レモンのかなしみは
食卓ってなんだ?と
となりのワサビに聞かれたり
きいろの表面に こまかい凹凸
みどりのふたが 大きすぎても
レモンになろうと 
もがいているようで
かなし ....
ほぅいとよべば こぅいとかえる
こっちばよれさ と 川のおと
 
あずきとごぅか〜 ひととって食おぅか〜

アッ しゃか しゃか

アッ しゃこ しゃこ
 
アッ もしゃ むしゃ ....
:うっかりおとした粗塩 
:お砂糖小さじ一杯
:醤油大さじ三杯
:みりんキャップ一杯

それぞれ玄関にならべて一晩ねかせます

羽虫やアリが運びます そして よくわからない虫も
お ....
あしたは複成火山を登り
石コロの塊をホイホイ渡って
後ろのほうで難儀してる
絵師を気遣いながら
おし花にできそうな野草を拾うのだろう
歌詞が浮かんで来たら
岐枝を折って墨で書き留め
句詩 ....
タララッタ タララ 
たららら ハイ! 
葉をひらひらさせて へリコプターン
リズムに乗って
かろやかに〜 
帽子を下ろし
メレンゲガールに ごあいさつ
そして
やさしく 
つつみこ ....
あおばさんの湾鶴さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢メール- 湾鶴自由詩2*06-2-19
貝の浜- 湾鶴自由詩205-4-6
チャイ- 湾鶴自由詩405-3-1
日和- 湾鶴未詩・独白505-2-25
世界(炎)- 湾鶴自由詩904-10-1
食卓レモン- 湾鶴自由詩19*04-6-6
あずきとぎ- 湾鶴未詩・独白3*04-6-2
行列の作り方- 湾鶴自由詩1004-5-30
旅のはじまりに- 湾鶴自由詩304-4-9
紅茶教室(シフォンケーキ編)- 湾鶴自由詩204-3-2

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