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猫のミーが
窓から初雪を見ている
たんぽぽの綿毛よりも
静かで美しいそれは
いつか別れた母親の
しっぽの色だった


ミー
君の耳も
同じ色をしているよ
僕らには何らかの足と
時間があるのに

階段はいつも
非常口の奥で
しんとしている



「何階ですか?」

機械のゆみこが訪ねると

「トナカイです」と

どこか遠くか ....
あおばさんの茶釜さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「白雪」_冬の童話より- 茶釜自由詩11*05-12-15
世界機械- 茶釜自由詩405-12-11

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