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みんなの幸せを願った言葉を
みんなに届けようと
誰の顔も見ることなく
誰の心も見ることなく
蒼い天に放った

不自由な言葉は重力にひかれて
わたしの顔にへばりついた


ひっぱった　.... 月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って

憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた

痛々しいほどに頑張りす　....

稀さんの悠詩さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
摂動	- 悠詩	自由詩	5*	07-7-10
月の裏側	- 悠詩	自由詩	18*	07-7-7

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