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鳥と世界が
左目を語ってやまない
他のものが皆
目を閉じている夜も



砂浜では
さまざまな色をした風が
透明な凧をあげている
砂の羽が
ひらいては散る
雲が波に近づ ....
わたしを
知りたいというわたしはいない
わたしは
わたしが鳥でも人でもかまわない
わたしは
あなたによってかたちになるのに
わたしは
あなたがあなたなのかわからない
わたしは
 ....
わたしは窓から身をのりだして
身投げのような夕陽を見ていた
消える 消える と小さな声が
両手をあげて泣き顔で
通り過ぎる祭を追った



わたしは高すぎて
わたし ....
暗がりのなか
細い光に照らされて
一匹の蛇が泣いていた
目を閉じたまま
わずかに汚れた白色に
かがやきながら泣いていた


蛇から少し離れた場所に
ひとりの少女 ....
川の水と
海の水が
からだのなかで
縞模様に重なり
相容れるようでいて
相容れることのない
ふたつの双葉になってゆく



ゆらめく二枚の絵の前に立ち
ゆらめく水から来 ....
前方後円墳さんの木立 悟さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
行方- 木立 悟自由詩404-7-21
ノート(わたし_あなた)- 木立 悟未詩・独白604-6-10
ノート(夕陽)- 木立 悟未詩・独白904-5-30
ノート(夏の蛇)- 木立 悟自由詩804-1-15
ノート(鉄叉路)- 木立 悟未詩・独白603-12-23

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