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深刻な問題を考えるのは天才にまかせておこう(モンゴメリ)




雨あがり。
ポポはアパートの部屋から、ホップ、ステップ、ジャンプして、街へ通じる歩道橋の上まで駆け上がった。
大きな虹が ....
真夜中にめざめて
足を 
なめなめする

よろこぶのは
きみではなく

ひとりになると
おそろしいことを
考えついてしまう
ぼくのほう

ひきとめておいてくれ
でないと死んで ....
眠りについたきみのそばを
顔も名前もないものが通り過ぎる
祝福のように

ほしかったのは
花でも香料でも焔でも雷鳴でもなく
星をちりばめた苦悩のようなもの

「悲しみを盛る器」
いの ....
☆萩原隆詩「氷海」の場合




白い皿の上で
蟹を解体する

節という節をへし折り
甲羅を割り
白い肉をせせり喰う
朱金色の脚の内側を裂き
固いはさみを砕き
脳味噌をひらき ....
 ☆山中散生「JOUER AU FEU」の場合




 
 いま私の手もとに「JOUER AU FEU」という一冊の詩集がある。このタイトル、外国語なので、もちろん読めない(笑)。が、検 ....
  ☆村野四郎「体操詩集」の場合




 次の詩を読み設問に答えなさい。

花のように雲たちの衣裳がひらく/水の反射が/あなたの裸体に縞をつける/あなたは遂に飛びだした/筋肉の翅で/日 ....
  ☆黒田三郎「逃亡者」の場合




 黒田三郎といえば詩集「ひとりの女に」(1954年刊)であるらしく、はやくも60年代のはじめには「戦後詩人の恋愛詩のなかで古典的な位置を占める」(大岡 ....
前方後円墳さんのみつべえさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雲にのったポポ- みつべえ散文(批評 ...404-11-3
真夜中にめざめて- みつべえ自由詩104-4-6
眠りについたきみのそばを- みつべえ自由詩404-4-6
風のオマージュ_その10- みつべえ散文(批評 ...1203-12-5
風のオマージュ_その7- みつべえ散文(批評 ...703-11-15
風のオマージュ_その2- みつべえ散文(批評 ...1703-10-3
風のオマージュ_その1- みつべえ散文(批評 ...1503-9-26

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