道の片隅に クローバーが咲いていた
「三つ葉の花言葉知ってる?」
隣を歩いていた君が 立ち止まって言ったんだ
「幸運を呼ぶ?」
違うよって 君は静かに首を振り
「私を・・・思い出して」
....
あなたから初めてもらった
可愛いお人形のついたオルゴール
小さな 小さなオルゴール
とても嬉しかったの
机の片隅に そっと飾って
ねじを回すと
踊りだすお人形
綺麗なメロディー流れた ....
死ぬことで
何かを残そうとする人は
とても とても
寂しい人
残される人の心をを知らないんだ
生きることで
何かを伝えようとする人は
とても とても
美しい人
伝えるもの ....
君と僕
友達より近くて
恋人より遠い
だからこそ
言える事がたくさんあって
だからこそ
言えない事もたくさんあった
もどかしい・・・
そう感じたのも嘘じゃない
それでも ....
「永遠など何処にもないの・・・」
そう 叫んで
そう 泣いた君が
酷く僕の心を締め付ける
手を伸ばせば届く距離なのに
こんなにも遠い 君の心は
「君が永遠だと感じた瞬間は
....
「私はいらない存在なの」
君はそう言って笑った
酷く綺麗で 脆い
僕には切な過ぎる笑顔
「いらない存在って何だよ」
そう言おうとした僕を
静かに止めた君
出かかった僕の言葉は
形に ....
誰よりも強くて
誰よりも優しい君
だけど
ほんとは
誰よりも弱くて
誰よりも脆かったんだね
そんな君に気づけなかった僕を
今更 許してなんて言わない
だから
これからも傍にいて
....
何気なく話しながら
近くの土手を歩いてた君と僕
ふと沈黙が二人を襲う
でも それさえも気持ちよかった
そんな穏やかな夕暮れ
それを壊したのは
急に立ち止まった君だった
空を見上げ一言 ....
「ありがとう」
そう素直に言えたなら
「ごめん」
そう素直に言えたなら
君との距離が
今と 微妙に違ってたかな?
僕の下手なプライドが
君との距離を広げてた事
今頃になって やっ ....
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