すべてのおすすめ
続いた雨の音階は消え
訪れた静かな夜
問うこともせず
答えることもなく
過ぎてゆくだけの影に
狭くなる胸の内
満たしていたもの
耳に慣れた雨音と
肌に馴染んだ湿度と
それらの行方 ....
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる
いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ....
あずみのさんのLEOさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真夜中に沈む月
-
LEO
自由詩
33*
07-6-26
薔薇と背中と、止まない雨
-
LEO
自由詩
33*
07-6-18
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する