さいきん岡真史の名をネット上で目にすることが何度かあった。彼は12歳で投身自殺したという少年で僕より一回りくらい上である。かれが亡くなったとき、僕は1歳であった。
知り合いお2人のブロ ....
ただの優しさとか
口癖とか
背中に回した腕とか
押し付けちゃった腰とか
もう面倒だから
すべて愛と呼んで
夜明けのまえで
ぼくらはくちづけた
扉もしまらぬうちに
つよくかたまる
きみを永遠つれ去れないから
普通の情事のふり
しわくちゃのシーツ
白い 波 涙 影
....
ガラス越しの光とかけて
恋する乙女の心とときます
そのこころは
ガラス越しだから
淡いんです
雨にかすむ
はなみずき
だんだん
あたりも暗くなって
今なら
泣ける
気がするの
苦笑いの男は残酷な少女にこう言いました
「生まれ変わったら 一緒になろう」
残酷な少女は少し笑って言いました
「うん いいよ」
そう約束して二人は別れました
苦笑いの男は無知な ....
直径1メートルくらいの
真っ赤な苺があった
もちろん葉も茎もでかい
あらすてきお伽噺みたい
わたし小人になったのかしら
それとも妖精さんかしら
なんて思わなかった
当然
気味が ....
セックスに
なにをか押し込む
そんな重要なことでもないのに
セックスに
押し込められている
いちにちに
なんども君を想ってしまう
カッコイイ忘れかたなんか
....
アバウト
チャランポラン
ボケー
笑ってごまかす。
傷つきたくない
プライド投げ捨てて
違った視線で
人を笑わせる
けっして怒らず
けっして泣かず
けっして悲しまず
いつ ....
夜は僕の肌をなめまわし
僕の知らない僕のこころと密会する
君は君の手垢をつけ
僕は僕の手垢を付けていく
君と僕の手垢が重なることはない
見つめあうことのないふたり
洗剤は合 ....
お月様のうしろで
キスしよう
誰からも見えないよ
真っ暗な中で
ふたりきり
荒涼とした大地から
地球を見下ろして
ふたりでキスしよう
笑いながら
じゃれあいな ....
貴方の匂いを忘れてしまいました
貴方の平熱を忘れてしまいました
貴方の表情を忘れてしまいました
だけど貴方の声が忘れられないの
電話で一言だけ呼んだ私の名前が
その時の言 ....
鳥が眠る夜
翼だけ空を飛ぶ
よく見ると
腕も混じってる
人は夢の中で
空を飛ぶ
かつて雑誌「詩とメルヘン」の編集長であった
アンパンマンの作者やなせたかし氏による詩の雑誌
「詩とファンタジー」が創刊された。
http://kamashun.shop-pro.jp/?mode ....
私はシュレーディンガーの猫でなければ
チェシャ猫でもなく
百万回生きたりもしない
私は貴方の前から消えたりなど絶対にしない
嬉々として鈴を手渡そう
だが貴方の優しく触れたそれに
時 ....
視界のおくのほうからずんずんと迫り来る
あなたは知らない人。
今日は、の変わりの言葉は
「今日はいかがなさいました?」
できることならすがってないてしまいたい焦燥
何もしらない人 ....
廃屋でナイフの肌を重ね合う禁じられたあの遊びをしようよ
抱きとめた夜の重みに喘いでる君の肋骨君の肋骨
Tシャツを着替えるように毎日を無造作にいきて沢山失って
名前 ....
ぼくは
みじめなぼくに、ふさわしいうたをみつけたよ
かなしいぼくに、ふさわしいうたをみつけたよ
でもこんなうたじゃとても、やりきれないのさ
きみは
ゆめみるぼくらに、にあ ....
海に浮かぶ吐瀉物の様な雲
ノアの箱舟で誰か酔ったかな
海と空は溶けてしまったみたい
だからあの飛行機は魚だと思うよ
もし本当は僕が魚人で君が人間でも
愛し合う事ができるなら
先祖みた ....
僕はさすらう
ひとりじゃないのに
きょうひとに
罵声をあびせたんだ
そんなこと
誰が許してくれるだろう
笛がなるよ
チェロがお話しをするよ
ピアノと ....
いったい
何ページ目で
キミは現われて
何ページの何行目で
いなくなるのかな
何ページも
何ページも
キミを綴るのかな
まぁそれが
理想なんだけどな
ぼくのノ ....
あんたのために
時間をさくことが
めっちゃ贅沢に感じるんや
だってな
たった三十分さくだけで
一週間分の幸せを
あんたはくれるんやから
ポイントなんて(気にしない)
ポイントゼロでも(気にしない)
ゼロ続きでも(気にしない)
せっかく書いたコトノハを
ゼロだからって(deleteするなよ)
心のなかの(かたまりを)
....
だきしめてください、この四肢に
わたしに体温をなじませてください。
はいでください、この邪魔なもの
わたしとのからだをかんじてください。
ふれてください、このくちびるに
わ ....
わたしのともだちに
こにし なな
と、いうこがいました
わたしは、あめあがりのそらがだいすきな
そのこを
こにじちゃん
と、よんでいました
こにじちゃんは、とってもロマンチックなこで
....
美しいものは
ただ遠くから
眺めているだけでいい
あまりにも
遠すぎる
空
あのひとは
きいろいマーガレットのように
あたたかく
あのひとといると
わたしは
日だまりで眠る
ネコのようだった
花を飾って
思い出して
花を飾って
あのひとにも日だまりを
最愛なる他人を罵倒し
それでも今夜
性器を求める
あたしはおんなだから
精液の温かさ
性器の熱さは
解るのだけれども君の
こころだけが
ひとは自由に ....
いこう
この丘をのぼったら
一面の星空みたいに、きらきら輝く町並が見下ろせるんだ
キミの手をつないでゆくよ
いこう
澄んだ夏の青は
海を宝石のように輝かせるんだ
....
弱くなりたい。
弱くなりたい。
一人で居れる。
強さは要らない。
1 2 3