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ほんとうに好き
だから
もう、これは、どうしようもない

ほんとうに好きは、それこそ、ホントウニ好きで、

なにがなんでも好きということで、

「好き」が、どんなになっても、
他人か ....
いつだってできるんだよ
夢に暮らすことは

いつだって できるんだ


海の見える丘の上の広い庭で
犬たちがじゃれあい
子どもたちがかけっこして
空がいっぱいに青く広がって
ーーー ....
風に散った花が夜空に沈み
雪となって降ってきたその日も
月は アルバムの中で
にこやかに輝いている

黄色い水門のあるあの夜の場所で
木々はそのままの緑して はだかの雪を抱き
川はそのま ....
男はたぶん たどりつけない旅の疲れなど
パキラのように忘れているが
女はいつも 負けず嫌いで
瞳に夕陽の海をきらめかせている

なつかしい鉛筆が転がりだすころ
夜は 夏草のあの場所へ走りは ....
彼らはそれをしらない
しかし
彼らは それを する

わたしたちは
夏が好きです。
海の色が一番美しくはえる夏が
好きです。
太陽の光の中に
海辺の砂の輝く夏が好きです。

そし ....
なにもいらない

きみが

そこにいれば

、と

宇宙にさまよい出た

あなたに

話しかける 初冬

桜 散り 素裸に

ミルキーブルーの空
妻が ショートステイで病院に行って三日目
風呂上がりにひとり ビールをのみながら
幼なじみの山に沈もうとしている夕陽を
パンジーやビオラやパキラやテーブルヤシたちと一緒に眺めている


窓 ....
瞳を
真っ直ぐにみつめて
言葉を言えない奴らが
なぜか
真っ直ぐに日本語を打っている
現代詩フォーラム



みんな 寂しい明日を喋っている10月
すずむし泣く。
6時、目覚ましナル
6時15分起きる
おはよ
おはよ、あのころの笑顔でにっこり妻
すきすき、だ〜いぃ好き ひしっ ぶちゅ だ〜いぃ好き

ひしっひしっだいすき
ヒシッヒシッダイスキ

 ....
手のり森ちゃん
そう言って
蟻が両手を空に向けてそろえると
森は
いつも
にこっと笑って
ちょこんと座ってきた

森は
蟻の両掌にすっぽり納まる
いとおしいこころをしており
その ....
ある日
ということにしておこう
ほんとは
ほぼ
毎日だけど

ある日
ぼくは
割れ目が泣いているのを
見つけた

とてもとてもとても
哀しそうに悲しそうに
しくしくえんえんわ ....
夢みればいつも
きみは風になっていた

ぼくの右腕をまくらに
くうくう眠っていたきみは
もう、そこに吹くことをやめ
だれも頼りにできない
だれも近づけない青空へ
鎖を断ち切り
安らか ....
ざあ〜けるんじゃねえ
遊ぶんじゃねえ
てめえらは
資本主義のアメリカめかけ日本に
どっぷりつかって
ちっぽけな日本語で観念的に
ただ遊んでいるだけじゃね〜か

結構
どこにゆく術も ....
こころが
雨をほしがる
紫陽花のころ、
ぼくらは
ふたり
紫陽花寺を訪ねる


鎌倉は
いつも
かわらぬ佇まいで
うす水色のミストのなかに
ふたりを包み

こころが
カサ ....
あなたには教えてあげないわ
そう言って海がからかうので
べつにきみから教えて貰わなくてもいいんです
そんなだいそれたことでもないし
いそいで答えをだす必要もないことですから
と、いくぶん拗ね ....
今日が何曜日か
今日が何日か
という暮らしは
とっくに忘れ去った
いまは潮の満ち干だけで生きている

空に満月が輝くとき
ぼくの心に大潮が満ちる

笑う満月がいる
あのころ
きみが蒔いた
虹のかけらは

かぜにふかれ
悠久をこえ
きょう
ぼくらのちいさな庭に
七色の花を咲かせた

きみは
あのころとおなじ笑顔して
花たちを
いとおしそう ....
まんまるな月が
笑い泣き顔して
永遠を探しているよる

太陽は
そらのベッドで
くうくう
あしたの光をはぐくんでいる。
虹が降ったら
思い出して下さい
かわいい三角帽の歌う
光のうたを。
不思議だなあ
ぼくらには
どうして、こんなに
次から次へと
おおきな地震が
降りかかってくるのだろう。

な〜んにも
悪いことの出来ない
きみにまで。

不思議だなあ〜。

 ....
目を凝らせば
ほら
どこにだって
青空は
蝶の羽根のようにひらひらと
舞っているし、
掌にすっぽりと納まる
幸せの尻も
なんだか春めいて
キェルケゴールを足蹴にしている


 ....
二年
在宅でスタートして7日
おまえは、てんかんした
おれは
泣いて
神棚に
悪態をつき
泣いた
ひとり
腰を痛くして
春を支え合っている
さくら
じごくの中にも
てんごくは
あるんだね

まいちる
うすももいろの
きょう

もう
すっかり
寝入ってしまった
入浴日のさくら
 ....
さっきまで輝いていたのに、もう忘れてしまって。
青空。蝶。の風。
俺たちは、これからどこを、どのように、ゆくのだろう。
憎しみをメスに変えて切り裂くことも。あるいは出来るかもしれない
ケレド
 ....
さくな
さくら
もう、す・こ・し

さくら
さくな
が・ん・ば・れ

さくな
さくな
さくら
さくな

あの子が
ここに
かえって
くるまで
青空が
あまりにも
蒼くて
壊れそうになるとき
きみに会いに行く。

二十歳のきみは
屈託のない笑顔を
光のように
笑って
みんな包んでくれる。

雲が
あまりにも
鈍色で ....
どこに行っても暗闇のじめじめした神経が張り巡らされ
だれひとり彼を人と認める人もなく
まして、よく頑張ってるね、と誉める人など皆無で
とても一人で、一人なとき
やっとの思いで持ちこたえていたダ ....
雨が降っている新月の夜に
春めく虫たちのため息がひらひらと
蝶になって飛びかっている。

ひろびろと草原はそこにあり
うす桃色のパンツのとてもなまめかしく
ハートのかたちしたそれに、つい触 ....
土曜
日曜

ぼくは
ねじ曲げられた
風を
覚悟しなくてはならない

それを
目の当たりにして
気のふれない
強靱なこころを
持たなくてはならない

ほら
十三日の金曜日 ....
はぎ取られた風を
むしり取られた青空を
踏みにじられた光を
そして
すべての!!!!
唐草フウさんの草野大悟さんおすすめリスト(118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほんとうに好き〜美知子に- 草野大悟自由詩3*10-6-25
美しいきみたちへ- 草野大悟自由詩1*10-6-25
風花雪月- 草野大悟自由詩1*10-6-15
パキラ- 草野大悟自由詩2*10-6-14
彼らはそれを知らない- 草野大悟自由詩6*09-12-18
冬空に- 草野大悟自由詩4*09-12-6
夕陽の妖精- 草野大悟自由詩2*09-11-12
ブログ- 草野大悟自由詩4*09-10-27
笑う過失、朝- 草野大悟自由詩2*09-10-24
蟻と森の微妙なスタンス- 草野大悟自由詩3*09-8-31
割れ目- 草野大悟自由詩5*09-8-29
夢みればいつも〜満月とスバルがなかよく散歩する深夜- 草野大悟自由詩8*09-8-8
焼き尽くす明日- 草野大悟自由詩309-8-3
こころ- 草野大悟自由詩6*09-7-18
かたつむり- 草野大悟自由詩309-7-1
月の仕掛け- 草野大悟自由詩209-6-30
風がきみのやわらかな髪をなびかせる五月に- 草野大悟自由詩509-5-14
春夜- 草野大悟自由詩609-5-9
虹が降ったら- 草野大悟自由詩409-5-7
ぼくらには- 草野大悟自由詩109-5-7
蝶の羽根なかの青空- 草野大悟自由詩309-4-21
てんかん,2011.4.10- 草野大悟自由詩3*09-4-11
さくら- 草野大悟自由詩5*09-4-7
青空。蝶。の風。- 草野大悟自由詩1*09-3-22
桜さくな- 草野大悟自由詩5*09-3-20
引き出し- 草野大悟自由詩3*09-3-18
- 草野大悟自由詩109-3-10
新月の夜に- 草野大悟自由詩2*09-2-25
拘縮のかぜ- 草野大悟自由詩2*09-2-14
∞バトル- 草野大悟自由詩4*09-2-5

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