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夕陽の堕つる彼方に昨日問ふわれと埃かぶりし母のオルガン
澄み渡る空に浮かびし虹を見る子らの顔には虹の跡なし
われ乗せて北へ走らむ夜汽車にて車窓に顔つけ頬を冷さむ
夏の野は沈黙の果てみつめあう
だけのくちづけ唇に蝶
じっとして壊れないよう忍び寄る
白い羽には光だけ射し
言葉などもはやいらない君をつれ
夏の丘へと逃 ....
まったりまったりさんの短歌おすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
母のオルガン
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村木正成
短歌
7
07-5-26
沈黙と蝶
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石瀬琳々
短歌
14*
07-5-25