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夏の名残を雨が洗うと
淡い鱗を光らせたさかなが
空を流れ
ひと雨ごとに秋を呟く


九月は
今日も透明を守って
焦燥のようだった熱や
乾いた葉脈を
ゆっくりと
冷ましながら潤ませ ....
真夏の陽炎の向こうから
短い編成の列車はやって来る

そのいっぱいに開かれた窓から
ショートカットの後ろ姿が見える

列車の外から
車両の様子は
ありありと伺えて
制服の脇に置かれた ....
mizu Kさんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
浜辺のうた、かた- 銀猫自由詩34*07-9-12
夏列車- 銀猫自由詩23*07-8-6

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