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北山通の並木かなしむ夕暮れの色はほんのり青さをもって


少年が息をひそめていたわけは蛍でしょうか哲学のみち


宇治川を背に立つ君の少しだけ歴史を知っていることが ....
コンセントから漏電した原色の((わすれないで))はフィクションとなり



       凝固剤の足りない夜の水槽で泳ぎも歩きもできない会話 


壁 ....
列車から{ルビ放=はな}った鮮花は孤児だから一枚一枚懐柔していく



長針の長さか短針の長さかと午前午後とも振り切れてなお



隣家の瓦のいろを確認する軋む板間にうぶ着の陽光
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灯和さんの短歌おすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
京都慕歌- Rin.短歌28*10-5-28
きみは東京に住んでいる- 簑田伶子短歌25*08-2-13
初夜- 簑田伶子短歌14*08-1-29

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