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レモン油にうたれ
泳ぎぬける頬白鮫
少年とケンカした後のように
胸の痛みを背で弾く

時には表情をくずせばいい
恥ずかしい格好で
私が下から足でこづいてあげる

知らない 
    ....
直角先生の背中を覚えてる
今にも椅子に座りそうな歩き方をしてた

私が勝手に背伸びしたのだよ
行動の意味もわからず
その後を追った
つもりだった

カクカク キカキカ

物静かな先 ....
絶対割れない泥団子だよ

あの山の土と水に
恩と憎しみ混ぜて
ぎゅぎゅと固めるとできるんだ
それを繰り返すこと十年

鉄のボールみたいでしょ
と少年に手渡すと
彼はすぐにコンクリート ....
少し遠くに執着が見える
何もないアスファルトへの
紐を引っ張られ、首輪で引き戻す
あの好奇心 あの自己主張

かつて共に過ごした老犬の気配に
身をゆだねてみる
成し遂げた人たちの無関心に ....
私はここにいたんですよ
時にはそっと問題を解くけれど
街灯が点いたり消えたりするから

羽のように笑っています
千切れた場所を見せびらかして
添い寝に意味なんてないのに
ベッドはやたら飾 ....
父ちゃん泣いた 母ちゃん泣いた
じいちゃん泣いた ばあちゃん泣いた
じいちゃん泣いた ばあちゃん泣いた
お前が泣くから みんなで泣いた

みんなの涙は海になる
どんどん溢れて肩まで来たら
 ....
主旋律はもう
ピアノを離れた

(羽をインクにつけたとき
諦念が私に絡みつく)

幼き日々よ
最終楽章に向かうのか
草原を駆ける二人の影は
五線譜の上を踊る

アマデウスの傍
 ....
池中茉莉花さんの木葉 揺さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海の少女_Here_she_comes- 木葉 揺自由詩6*07-10-4
right_angles- 木葉 揺自由詩607-7-4
どろだんご- 木葉 揺自由詩707-6-21
まなざし- 木葉 揺自由詩10*07-4-1
路地- 木葉 揺自由詩13*07-3-20
涙の海でおぼれよう- 木葉 揺自由詩7*05-12-13
天使の羽が折れるまで- 木葉 揺自由詩13*05-6-4

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