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そばに居て下さい
底無しの池に足をのばして
反射する 怠惰に
一滴の 涙をこぼした
そばに居て下さい
眩し過ぎる光でも
底無し池の中でも良い
こうして向かい合って
....
父とケンカしてから
もう 2ヶ月近く 口をきいていない
2ヶ月前は母に
「今年の"父の日"と"父の誕生日"は なんもせーへんからな!」
と言っていたのに
あるケーキ店のホームページで
たまたま見 ....
無理に輝かせなくても、
大丈夫だよ。
ありがとう。
たしかに輝いて
儚く光る
生命のかがやきは
いつまでも
此処に
ある
好きな人には、恋人がいました。
可愛くて、イイコな、私の親友です。
だから、
悲しいけど、つらいけど、苦しいけど、
…泣いてしまうけど。
二人の、恋を、祝福したいと、思います。
そんな思 ....
カエルの傘を買ってもらった
二才半のひなちゃんは
雨も降ってないのに傘をさし
お部屋の中でも傘をさし
コンビニの中でもさしたがり
車の中でも傘をひろげて
とうとう母ちゃんにおこられちゃっ ....
例えば
地雷で盲目になった戦争孤児の少女の状況は
誰かがひざまづき心をこめて祈ったところで
何も変わらないでしょう
「では私に何ができるの?」
知りたいのです
....
己が道を求め
憧れながら
それでも道を外れ
手を伸ばしもせず
そのくせ夢を語り
あぁ何するものぞ
何するものぞ
1人見上げる
夕暮れの空
声なんか
かけてくれなくていい
1人は
そんなに
嫌いじゃないから
柔らかに
穏やかに
緩やかに
流れて
流されて
せせらいで
途絶えることのない
序章の語らい
四季を幾重にも織り
魅せられてゆく背景を
美化することなくそのまま
鮮明に映しだし
時代を縫ってゆく ....
どこまでも続く道を
「希望」と呼びたいなら、
その道の選択者は
よっぽど辛抱強くあるべきだろう。
空から堕ちた星のカケラと
春のはかない桜の花と
迷えど天秤
決めかね憐憫
月の静かな雫の涙と
夜道に影する小さな街灯
夜道は神秘
はかない心機
迷えど天秤
決めかね憐憫
....
おなじ星に
おなじ時を刻むのに
想いを伝えられない
もどかしさ
ひとりでせつなくなることが
あなたが悪いわけじゃない
想いの向こうがみえないから
あたしせつなくなるんです
おなじ星 ....
肉のぬくもりは
肉のぬくもりでしか
うめられないの
耳のおくに感じる海鳴り
心たちが胸をおす
ふたりのさいごの
ため息にふたりは
なにをか忍ばせる
肉のぬくもりは
肉のぬくもりで ....
前だけを見てぐんぐん進む君が
いつふりかえってもいいように
母ちゃんはいつも笑って見守ってるよ
海に還る
手続きはいらない
横たわり
網膜を青で満たしたら
循環する感情を
濾過する
やがて
余分な手足は
抜け落ちて
流線型になる
心配するな
そのころには
陸な ....