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母方の祖母の雪江さんは
70歳くらいでガンで死んで
お通夜の次の日に突然生き返った

その時なぜか僕1人しかいなくて
雪江さんは自分の死化粧を見て
「えらい別嬪さんやなぁ」となぜか ....
手のひらで掬いとった砂が
指のあいだからこぼれる
どうしても掴みきれずに
こぼれ落ちていってしまう
キラキラとひかるその砂のような

どんなきれいですばらしい壁も
見えるものは壁そのもの ....
刑部憲暁さんの未詩・独白おすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雪江さん- いとう未詩・独白3804-7-2
こんな詩が書きたい- 青色銀河 ...未詩・独白203-11-15

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