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頭がかち割れそうな響き
喉が締め付けられるような苦しみ
胸が苦しくなるほどの罪悪感
ナイフで自分を刺したくなる衝動
たくさんのひとがとおった
ひとつのみちに
ぽつんとたつわたし
ふりむけばあったはずのあしあとが
かぜにもうけされてた
だれももうとおらない
わたしだけ ぽつん
ねぇ 作り笑いは嫌いなの
ねぇ 愛想笑いは得意になったわ
ねぇ 胸が苦しいの
ねぇ 泣かせてはくれないかな
永遠なんてないっていうけれど
かわらない景色がここにはあって
なんだか目頭があつくなった
二人がかわした約束は
もう叶うことはないけれど
あの瞬間は私の中に
ずっとずっと残るだろう
思い出すと懐かしく
そして胸がしめつけられる
それでも私は忘れない
たったひとつ残された
....
?
目覚めたとき、そこは閉鎖的な暗闇だった。この嘴でつつけばいいということは本能でわかった。しかし、新しい世界への不安、未知への恐怖がそれを拒んでいた。どんなことが待っているかわからない。それは ....
人間のようなものが
目の前を通り過ぎていく
皆仮面を被っていて
何なのかわからない
果たして人間なのか
それとも天使か悪魔か
はてそういえば
自分は何だったろうか
今日は入浴剤のかわりに
思い出を溶かしてみることにした
みるみるうちに水が染まっていくが
どうもうまく混ざらない
思い出にも種類があったらしい
やわらかなパステルカラーとかたいモノクロ
....
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