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太陽が沈んでゆく
そこが西の空だ
そして今日は下弦の月
だからすぐには
月を見ることができない
真夜中までじっと待て
そうしたら
太陽が沈んだ反対側を見ろ
今日の理科で習ったばかり ....
平たい大きな雲が
冷たい空気の上に寝そべって
暖かい空気をかぶったまま
空を旅してる
いろんな場所を見られるように
頭がたくさんあって
世界を西から東へ
ぷかぷか旅してる
ぼく ....
涙が流れて色になる
どんなことであれ
何か一つのことができるまで
寒くて凍えそうになっても
暑くて動けなくなりかけても
泣くことを我慢して
ようやく成し遂げる
その時になって
自然 ....
林の中の上り坂
豊かな緑の
新たに生まれる空気が
空につながっている
小川に沿った土の道
豊かな水の
新たに生まれる波が
海につながっている
暑さの中の涼しい風
豊かな夏の
....
らしさ
それは君自身
そして自分の目標を
乗り越えられたときに
初めて生まれるもの
らしさ
それは君の過去
何度となく苦しんだ
そのつらさを味わって
培われてきたもの
らし ....
大人になんてなりたくないと
思った時から
ずっと星を探していた
将来への自信と
可能性への期待に満ち溢れて
星は必ず見つかるものと
全ての人に全ての星があると
それが当然だと思っていた
....
あの夏はもう過ぎてしまった
まだ子どもの頃
特に待ち合わせをしなくても
いつもの公園に集まって
そこから林に探検へ
入ってはいけないような場所に
金網をよじ登る
そうすることが夏だった
....
あの時
「ごめんなさい」と言えなくて
けれどもその後
勇気を出して言いにいったけど
君はもう帰ってしまった
あの時
「ありがとう」と言えなくて
けれどもその後
がんばって言おうとし ....
前のテストが四十点で
今日のテストは六十点だった
けれども先生は
満点を取った子を褒めていた
体育のサッカーで
きちんとドリブルとパスをした
けれどもみんなは
シュートした子に憧れた ....
夏の交差点で
朝に出会ったのは
真っ赤なトマトと
黄色のトウモロコシだった
トマトはトウモロコシの甘い匂いに
胸がきゅんとなって
さらに赤くなった
夏の交差点で
昼に出会ったのは
....
森下 流華さんのぽえむ君さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初めて宇宙を見た夜
-
ぽえむ君
自由詩
17*
07-9-4
雲のシッポ
-
ぽえむ君
自由詩
4*
07-8-23
涙が流れて色になる
-
ぽえむ君
自由詩
12*
07-8-22
豊かな夏
-
ぽえむ君
自由詩
4*
07-8-18
らしさ
-
ぽえむ君
自由詩
7*
07-7-27
星を探していた
-
ぽえむ君
自由詩
20*
07-7-20
あの夏はもう過ぎてしまった
-
ぽえむ君
自由詩
15*
07-7-11
もう君はいない
-
ぽえむ君
自由詩
25*
07-6-29
もっと見てほしい
-
ぽえむ君
自由詩
12*
07-6-19
夏の交差点
-
ぽえむ君
自由詩
14*
07-6-17
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