ある
ありふれた
想い
という
呼び名の比喩が
争え
という
プログラムの元
生まれて初めての出航をし、
次の刹那
辿り着いた先が
温かい
実は
腹の上
だったと
結局
....
このいっしゅん、いっしゅんが、
かけがえのないものだってことは
知っている
ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは
知っている
何気なく過ぎて ....
梅が咲いたか
菜の花咲くか
どうらや春が来たようじゃ
宴じゃ
宴をはじめるぞ!
さあ酒を交わそう!
いざ舞を舞へ!
春の宴のはじまりじゃ!
ありがとう
もう、だいじょうぶ
夢の中で 出会えるから
きみは 何度も
夢の中で 会いにきてくれた
その喪失感から
行き場をなくしそうになる ....
春の夜の
朧な月を仰ぎつつ
草露を踏む
真白い素足
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