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七条駅の女王よ
貴方は　手足がない
ないために　いつも　原石が　
体重の　眼下に　転がる
取れぬ
崖は　飛んでいくので
宣教師は　阿片を吸う
七条駅の女王よ
爪くずを　遺言に詰め
積　.... 落とされた　安住せよ　下は　見える　平和だ　落とす　穴の中　見える　歓楽の外に入っていけ　我々の　戦争の安住であることは認識上の　一つ上の　段　行け　行け　障害をもて　我々に足らぬもの
欠落だ
欠　.... 　壱　うきしま

ねこやなぎ
あまごのせなの朱の星
春あさい湿原の灰色の水
地平線すれすれにみえる赤い月

鳥たちはいっせいに
北にむかって飛んでゆき

わたしは浮島にのって
　.... 捨てたつもりはなかったのです
だってこの国にゴミはないのですから
ええ　だから　捨てたつもりは全然なかったのです

あのひとの影を　いえ　あのひとへの愛を
私はあのひとが残していった家にきち　.... わたしの眼は旅をする
わたしの心は部屋にとどまる
都市から原野までのあいだで
眼はあらゆるものを見て記憶し
それだけで帰ってくる
心は記憶を平面に読み
何ひとつ解釈しない
過去から未来ま　.... ウロボロス、

光のなか、虚の時間、
あなたたちは２匹ずつ笑って
互いの尾を噛み
楕円となって回り続ける
生成と消滅がくりかえされるそこで
それは生まれた
衣を破って
なにもないとこ　....

カスラさんの自由詩おすすめリスト（36）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
七条駅の女王	- 奥津　強	自由詩	2*	07-3-4
言語など＿話せぬ＿落とし穴ではない＿哲学的障害をもて	- 奥津　強	自由詩	1	07-2-21
よもつしこめになるために	- 佐々宝砂	自由詩	8*	07-1-20
ゴミのない国で＿リターンズ	- 佐々宝砂	自由詩	9	06-11-15
Non-sentimental_journey	- 安部行人	自由詩	4	06-10-11
ウロボロス	- 下門鮎子	自由詩	8*	06-9-24

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