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まっ赤で
おおきな歌に
くだかれた夕暮れの
かけらをよせあつめて
ぼくはトルソーを
つくった


奄美の島ざらめを
たくさん、うみにながしたら
おおきな涙に ....
夜空に見える、という
星座ってやつが
点在する星をつないで
こころでみる絵画だった
とは、しらなかったころ
僕は君の名前を
まだしらなかった

君の名前を
まだしらなかったころ 僕は ....
?.

木曜日に最後の晩餐をして

金曜日に くちづけられて
磔にされて 血を流して 死んで

三日後に もう一度生まれる

手のひらには穴が開いたままで ....
君に対する僕の心は

ほとんど愛で


蝋燭たてとか

傘たてとか


ドアノブとか

靴べらとか


そういうものに

僕はなりたい


 ....
空 遠く 架かる
空に月
雲 風に たなびいて
消えていった

静かな 寝息は
繭玉のように
部屋に 浮かぶから

子守歌は 歌い継がれて

とっぷり 日が暮れた

夜の 十 ....
陽の光に暴かれて

くっきりと浮かんだ

哀願する虚勢の声を縦に裂いて

乖離する白と黒

影を踏んで先へ

光だけ満ちた明日へ

幾百と、幾千と踏んで

明日へ

 ....
『泣いたってどうしようもないだろ』



そんなこといわないで
あなたはどうして泣かないの

もうお別れだよ
また会えない日々が続くのに

さみしくて
さみしくて
離したくない ....
耳の中に何か忘れ物をした気がして
振り返ってみるけれど
耳の中に帰る道を忘れてしまった
どうにかしようと耳を澄ましても
聞きたくない音や言葉ばかり聞こえてしまう
まもなく桜がきれいに咲き始め ....
目を閉じて
そっと目を閉じて欲しいのです
まぶたの裏に感じるものは
やわらかな陽の光り
それとも七色の虹のきらめき
じっとしていると
風のささやきも聞こえるでしょう


あなたの美し ....
 どうして
 あなたの横にたつと
 とびきり甘くて切なくなる

 どうして
 学校の教科書には
 のっていない答えを
 ずっと探してもがいてる

 どうして?
 最後には
  ....
罵りあうためにあなたを欲したのではなかった
ただ
ままならぬ人の世で瞬きの間だけでも
互いの鼓動を抱きしめることで
少し眠りたかっただけなのに
淋しさよりも悲しみを
罵声ではなく歌声を
 ....
渦巻き星雲のひとつの腕の端から その中心を眺めると

彼方から届く淡いひかりは失われた過去の物語

それでも不条理で理不尽な道程は 決して届かない言葉を未来に向けて 打ち出さずにはいられなかっ ....
簡単な言葉しか思いつかないけど
貴方に電波を送ってみるよ
上手く伝わるか分からないから
慎重に言葉を選別する

「届いていますか 私のメッセージ」

気持ちに整理がつかないのな ....
君といると何だか風船を持って歩いているみたいだよ。

だから何?

昨日は君の夢をみたよ。

だから何?

こんな事 人に話すの初めてだよ。

だから何?

これ、良かったら貰 ....
いつもよりほんの少しだけ
笑うことができるのなら
一日がすごく楽しくなれると思う

いつもよりほんの少しだけ
花に気づくことができるのなら
悩んでいることがすごく減ると思う

いつもよ ....
華やぎが 映る
空は 鏡

地の気息 のびて
高曇り

幽玄の 桜花 咲き出でて
この空が 霞む

大きく 咲き出でて
春の 約束は 果たされて

桜花の樹の下で
あなたと  ....
微笑みもらって
微笑みがえし

幸せが

ほら倍にふくらんだよ
急に なんだか 君の顔が見たくなって
もう 長いこと開けていなかった 箱 の中の写真達から 君 を捜す

一番 笑顔なのがいい
こっちの方が 笑っているかもしれない


急に なんだか  ....
あまり時間がないような気がする

若い頃抱いてた
焦るような気持ちでは無く

ただ、出来れば
子供の成人式や結婚式は
見れるといいなあと思う

そんなわけで
まだ小学生の子供に
 ....
光が射した、その場所に
あなたが、にこっ、と笑ってる

待ち望んでる、その姿
瞼の裏で、模擬練習

あなたを抱く、手がいつも
温かであれ
柔らかくあれ

願いを込めて、また今日も
 ....
干乾びた小動物の
骨を拾って土に埋めた
湿った赤土の上を
ゴム製の靴底で踏みしめたから
今度生まれてくる時は
強い動物になるのだと思い込んで
きつく きつく 手を合わす
仕来たりなど ....
キミをこの目に     


焼き付けて 



目を閉じて 



この目で撮った 
キミの映画の 
フィルムを回すんだ 



カタカタカタと 



 ....
優しさなんかじゃない

寧ろ傲慢なんだ
去ろうとする君を引き留めるのは
手を放せば逝ってしまうのだろう
それを望んでいるのだろう
だのに僕は

涙なんかじゃない

そんな美しい ....
あの女房殿は

鶴なんかじゃ無かったのですよ


『夕鶴異聞』


そうですね
去年の秋からだったですかね
巷で有名な
『鶴女房』が来たのは
ええ
見事な反物でございましたよ ....
花が夢をあきらめかけていた時
空より夢が花に落ち
花は今よりも鮮やかになった
夢をもった花は夢を咲かせようとした
けれども花はその花以上にはなれなかった
やがて花はしおれ枯れていった
その ....
考えても考えても 答えは出てこなかった
動いても動いても 違う方向に傾くだけで
いつの間にか僕ら 体を横にして 地面と水平に走ってる
左手には地面 右手には空 太陽が照らすのは 体半分だけで
 ....
あなたの
書いたもの

読みたい

なんでもいいから

淋しくならないように
たくさん たくさん
書いて書いて
そしたら

わたし
白ヤギさんのように
おいしく
食べる ....
まだ隣りにいるような
波音をきく
目が覚めてから

目を開けるまでの
鐘が鳴る
カラスが泣く
涙を散らした空は
赤く染まる

僕は泣く
骨が軋む
決意を宿した心は
黒く濁る

後悔はない
何もない
戻るつもりもない
迷わない

新たな道を
 ....
桜はまだ咲かないね 今日の朝のニュースの話を
君も見てるってわかっているのに ふってみたりする
でも明日から暖かくなるらしいよ それ昨日も言ってたよって

なんだか落ち着かないな 本当に もう ....
紫苑さんの自由詩おすすめリスト(79)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トルソー- はらだま ...自由詩44*07-4-11
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SEMANA・SANTA- 水在らあ ...自由詩2707-4-7
君に対する僕の心は- 水在らあ ...自由詩56*07-4-3
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『影踏』- しろいぬ自由詩707-3-30
9:22発_急行- ことは自由詩507-3-29
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ダブルマンデー- くるす.wh ...自由詩2*07-3-29
蜃気楼の彼方- アマル・ ...自由詩9*07-3-29
澄み渡った闇- カスラ自由詩1*07-3-29
アンテナ- 1486 106自由詩10*07-3-29
【だから何?】- つむじま ...自由詩5*07-3-29
いつもよりほんの少しだけ- ぽえむ君自由詩18*07-3-29
桜花の下で- アハウ自由詩6*07-3-29
ほほえみ- 優飛自由詩4*07-3-29
フォトグラフ- ヒロセ自由詩207-3-29
孫と地球と命の話- mac自由詩1*07-3-29
抱く- 佐山鈴音自由詩8*07-3-29
ひと夏- 千月 話 ...自由詩20*07-3-28
僕の頭の映画館。- ユーヘッ ...自由詩107-3-28
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夕鶴異聞- 蒸発王自由詩14*07-3-28
夢を咲かせる花- ぽえむ君自由詩8*07-3-28
傷みの構造- 狩心自由詩8*07-3-28
黒ヤギさんへ- とうどう ...自由詩22*07-3-28
波音をきく- ふたば自由詩707-3-28
夕暮れ時に- 美月朱恋自由詩107-3-28
約束の合図- 蒼穹自由詩10*07-3-28

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